2012年衆議院選挙 マニフェスト評価(一票の格差などの政治改革)

※各党の評価結果詳細は上記表をクリックしてください。

 

【 評価の視点 】

 日本の政治が直面している様々な課題に対して、政治は解決策を提示し、課題を解決していかなければならない。そこでは、政党が政権を取った場合、政治主導を前提に、必要な統治ガバナンスの改革をどのように行っていくのか、が問われることになる。同時に、行政組織や公務員制度の改革など、官の仕組みづくりをどうしていくのか、ということも連動して問われることになる。民主党政権は政治主導の政治を行おうとしたが実現できなかった。しかし、これは全ての政党が政権をとった際に直面する課題であることから、評価の視点として加えた。
 一方で、2009年の衆院選を巡り、格差が最大2.30倍となった小選挙区の区割りを最高裁大法廷は「違憲状態」と判断した。今回行われる選挙では、一票の格差が最大2.4倍に拡大したもとで行われる選挙である。各党は次期国会での一票の格差の是正、定数是正をどのように考え、抜本的な国会改革を実行しようとしているのか。
 そして、こうした状態で政党そのものの定義、意思決定のプロセス、政党自身のガバナンスも含めて、透明性の高い政党運営をどのように有権者に示し、信頼を勝ち得ていくのか。
 上記の3つの点について評価を行っていく。

【 私も発言する/岩井奉信氏(日本大学法学部教授) 】

【政治の仕組みの問題点を認識し、どのように変えていくのか】

 政治とお金」の問題というのは色々と事件が起こる事例を見て頂くとわかるのですが、「政治家とお金」の問題なのですね。ですから、本質のところは、政治家がお金に触るというか、使うということにそもそも問題があるのではないかと思います。

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【 私も発言する/成田憲彦氏(駿河台大学教授) 】

【統治システムの問題点から見る日本の政治】

工藤:私たちは民主主義という問題に非常にこだわっています。やはり民主主義というのは有権者が代表を選び、選ばれた政治家が有権者の代表として仕事をする。そして、その仕事をした結果、有権者が次の選挙でそれを評価する。そういうサイクルが回るということだと思っているのですが、何かここのところが危うい感じがしています。

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【 私も発言する/山中燁子氏(ケンブリッジ大学客員教授) 】

【日本の民主主義をどう立て直すのか】

工藤:私たちは民主主義という問題に非常にこだわっています。やはり民主主義というのは有権者が代表を選び、選ばれた政治家が有権者の代表として仕事をする。そして、その仕事をした結果、有権者が次の選挙でそれを評価する。そういうサイクルが回るということだと思っているのですが、何かここのところが危うい感じがしています。

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候補者アンケート「あなたは政治家として何を実現しますか」結果公表

2012年衆議院選挙 立候補者アンケート

現在、政党政治への不信感が募り、有権者がどの政党を選べばよいのか判断できなくなっています。そうした中で、候補者の皆様がどのような課題認識を持ち、いかなる政策に取り組もうとしているのか。1500人の立候補者全員にアンケートを送付し、789名の方からご回答いただきました。その結果を、各選挙区別、比例別(比例単立候補者)に公開いたします。下記の日本地図から、ご自身の選挙区を選択してください。

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