2012年民主党政権の実績評価の評価基準について
評定 A:70~100点 B:40~70点 C:0~40点
(1) 現時点の到達点についての実績評価(70点)
≪形式要件≫ 30点マニフェストで約束されたことが、達成期限の実現に向けて着手され動いているか。
ここでは着手(実現のための必要なインプットが投入されるので、検討が始まったということでは駄目)したら10点、この時点で期限内の達成に向けた道筋が見えていたら追加で10点、完全に期限内に実現したら追加で10点だが、計画を修正した場合や期限に間に合わなかった場合は加点せずで、計10点のまま。
≪実質要件≫ 40点
約束の成果が、その政策の課題認識や課題解決の視点から、解決につながるような取り組みや成果であるか、を考慮して40点の範囲で加点する。
ここでの評価は、「評価の視点」に基づいて行う。マニフェストの約束自体の妥当性がここでは判断される。政策の体系性と他の政策との整合性も判断する。
約束を修正する場合でも、変更が妥当であり、上位の課題解決の目的の実現に近づくかどうかで加点する(修正の場合、形式基準では加点されないがここでは加点されることになる)。
(2)説明責任(30点)
国民の約束の実行という視点から、この約束の実行のプロセスで適切な説明が行われているのか。特に計画の修正の場合は必須となる。なお、修正をしたにもかかわらず、説明がない場合は0点とする。