2012年衆議院選挙 マニフェスト評価(日本未来の党・財政再建)

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■形式要件についての評価(0点/40点)  

 財政再編に対する目標設定や政策の体系は日本未来の党の公約には存在しない。書かれているには「卒原発」と「脱増税」であり、消費増税を凍結するためには、それなりの財政再建の見通しと、歳入増を織り込んでいると考えられるが、それを裏付ける説明は何一つない。
 この脱増税の根拠を、日本未来の党では「国民の平均所得を引き上げるために、家計を圧迫する行政の規制・無駄を徹底的になくすとともに、内発的経済の発展を促進します。それによりデフレ脱却と経済の再生を実現します。その結果、円高の是正や、税収の増加、財政再建も可能になり、消費税増税の必要がなくなります」と説明している。しかし、なぜそうなるのか、何ら説明がされておらず、単なる願望、空論でしかない。
 そして、必要な財源は、「特別会計の全面見直しをはじめとする政治改革、行財政改革、地域主権改革によって捻出する」とされているが、特別会計の全面見直しなどで十分な財源を捻出できなかったのは、2009年総選挙での民主党のマニフェストの焼き直しに過ぎず、その効果を期待することはできない。

 

 

■実質要件についての評価(0点/30点)

 そもそもこの党は、日本の財政再建を課題として認識しておらず、そのためその解決を提起していない。

 むしろ根拠なき楽観から、消費税の増税を凍結する、ことを主張しており、財政再建の悪化を食い止めるための考え方さえ説明できないでいる。

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